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3月14日のAccuphase TADのジョイント試聴会には、多くのお客様にご来場いただきありがとうございます。
残念ながらご来場できなかった方の為にも、できるだけわかりやすくレポートさせて下さい。

発端は昨年に行ったTAD TAD-CE1の試聴会でのお得意様の一言。
「すごくいい音なんだけど、CDもアンプもスピーカーも、全部初めて聴く機器だから、どこから手を付けていいか判らない。
自分の使っているアンプで、スピーカーだけ入れ替えて、良い音がするのだろうか?」
では、当店で一番売れている(=知りたい方も多いはず)アンプを使用しての試聴会をしようと企画。
TAD、ACCUPHASEの両メーカーに投げかけ、ジョイント試聴会を行うことになりました。

 使用機材のラインナップと講師の方々を紹介します。

<使用機材>
SACD Accuphase DP-720
プリアンプ Accuphase C-2820
パワーアンプ Accuphase A-70
スピーカー TAD TAD-CE1

<講師の方々>
アキュフェーズの講師 島崎 則一 氏
TADラボの講師 川村 克明 氏

 
・・・使用機材

TADラボ様には音響パネルを6枚持参していただいています。
今回使用の会場はかなり残響時間が長く、またフラッターエコーが出るためその対策です。
大荷物をありがとうございます。


・・・Accuphase 島崎氏

最初の解説はAccuphaseの島崎氏。
今回は他社スピーカーとのコラボですから、スピーカーを駆動するパワーアンプを中心に説明をしていただきました。
A70はMOS-FETの出力素子を使っていますが、同社のアンプにはバイポーラ型のトランジスタを使っているものもあります。
どちらを用いても社内の音質基準をパスしたものなので、充分に似通った音質を実現しています。
でも、わずかな差はどうしても発生し、お好みが分かれるところです。
島崎さん自身はバイポーラ型の方がより好みなのだそうです。
アンプの比較試聴をされる場合、ある程度機器を温めてから試聴をするわけですが、Aクラスアンプの方が温まるのが早く、例えば電源を入れて10分後に比較試聴をすると、ほぼA級アンプの勝ちになるそうです。
もう少し時間をかけて、充分に温めてから比較をしてほしいとおっしゃっていました。
今回のアンプも保護回路にはつきもののリレーがMOS-FETスイッチに置き換わっています。
これは大変に耐久性に優れていて、今までに約5,000台生産して故障が無かったそうです。
すごい信頼性ですね。
また、機械スイッチと違い可動部分がありませんから、古くなってからの信頼性維持にも大きく役立ちます。
アキュフェーズで頒布している試聴ソフトも今回は製造元が変わっています。
キングインターナショナル製で、様々なソースが収録されていて聴きごたえがあります。
さまざまな音源から集めていて統一性には欠けますが、その代わりに制約に縛られず優れたものばかりが集約されています
偶然ですが14曲目のTAKE THE A TRAIN は収録の現場にたまたま朝倉も居合わせたのです。
完全なワンポイント録音で、マイクの後方にピアノがあったりして、とても驚いたものです。


・・・TAD 川村克明氏

約1時間で選手交代。
スピーカーの解説はTADラボの川村氏。
今回は他社製のアンプですから、事前に試聴ソフトの音量をメモして、完璧を目指していました。
TAD-CE1のキモはやはりCSTユニット。
きわめて完成度の高い同軸ユニットが出来たおかげで豊かな表現力をもったスピーカーが完成しました。
このユニット、センターに配置されたツィーターが2KHzを担当。
2KHz~100KHzまでのきわめて広い帯域を再生します。
その周囲の部分で250Hz~2KHz、ウーファーが250Hz以下を再生。このクロスオーバー周波数はTADのE1、CR1、そしてR1と全部共通の周波数です。
川村さん、笑いながら「バカの一つ覚え」とおっしゃっていましたが。
これだけの事をやったスピーカーですから、特性もとても優れています。
個性が足りない。主張が弱い。と言われる事もあるそうですが、基本的な性能をクリアしてからそれぞれの意図するものを表現すべき。
というポリシーで作られていて、独自の色付けがきわめて少なくのが最大の特徴だと思います。
フロア型のE1はダブルウーファー。
CE1はシングルウーファーでスタンド付きだと、価格は120,000円の差です。
ほぼ同価格とも言っていいくらいの兄弟分、どうやって棲み分けるのか?
大変に興味があったのですが、聴いてみれば一目瞭然(一聴瞭然か?)得意科目が違っていたのでした。
CE1の特徴はなんといっても空間表現の素晴らしい事。
もう、その場にいるかのようなホールトーンで、会場の大きさが手に取るようにわかります。
これはもしかしたら兄貴分のCR1やR1をも上回っているかもしれません。
すごいです。
じゃあE1は?低域のゆとりと、艶っぽい音色はこれまた魅力的。
これだけ特徴を棲み分けて製品を作ることのできるTADラボの懐の深さを感じました。
大したものです。
試聴ソフトでは、ステレオサウンド誌から発売されている松田聖子などもかかり、懐かしい(オジサン丸出しで失礼しました)なあ~ と、聴き入ってしまいました。
ところで、アキュフェーズの島崎さんはもともとが物理屋さん。
スピーカーを作るのが大好きな人です。
じゃあなんでアキュフェーズに入ったの?と聞いてみました。
そうしたら、「私が入社した時点で、会社はまだ何を作るか決まっていなかったんです」、失礼しました。
反対にTADラボの川村さんは電気屋さん。
そう言いながら嬉々としてスピーカーの説明をするスーパーマニア(失礼、プロでした)ぶりを発揮。
そういえば、試聴会開始前の食事中も互いに質問し合って、根っからのオーディオ好き。
やはり、こうでなくっちゃ、はじまりませんよね。


・・・大盛況の会場
ほぼ時間通りに会は終了。
かと思いきや大半の方が製品を観察したり、質問をしたり。
お願いしたアンケートも快く応じて下さり、本当に感謝です。
ありがとうございます。
頂いたご意見は、できるだけ実現できるように努力します。
次回のイベントは今のところ未定ですが、楽しい企画を立て、ご案内致します。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
この文章の担当は朝倉でした。


・・・会場前の最終調整を行っている様子


・・・スタビライザーを用い、ケーブルが綺麗に引き回されている


・・・バイワイアリングにて接続


・・・アンプ、CDプレーヤー。ノートPCは、DP-720にUSBにて接続された

 
・・・側面に配置された音響パネル


・・・会場の一角に、側面の内部構造が分かるTAD-CE1


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