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201574() UESUGI研究所試聴会を開催いたしました。

レポートが大変遅くなってしまいました。

申し訳ございません。



 

ウエスギといえば、上杉佳郎先生が逝去されて、早数年。

その間、修理品などをお客様からお預かりし、メーカーへ修理の依頼するのですが、一貫して快く受け付けてくれ、しっかりしたサービス体制を維持続けていました。

また、新たに社長に就任した藤原さんも、上杉アンプの遺志を受け継ぎ、更に新しい試みも行おうとしています。

ならば、ここらで試聴会を計画しましょう。

ということで、実施することになったのでした。

今回は、ウエスギの新しいプリアンプUBROS-2011PとパワーアンプUBROS-120の試聴会となりました。

 

プリアンプのUBROS-2011Pは、希望小売価格604,800円(税込)。

ラインレベルの入力4系統、レコード入力は3系統。

MMカートリッジを使われるなら、アンプダイレクト入力が可能です。

まず驚いたのがS/N比の良さ。

ハム音も無ければ、残留雑音も極少。

いい材料を使って、丁寧に作ってある証拠です。

特に真空管そのものが良くないと、ここまでの低雑音は得られるものではありません。

今から部品を調達して、、、ではここまでの低雑音性能は出せないと思います。

それと、レコードプレーヤーが直に接続できるのも大きなメリット。

これだけの性能と機能で60万円ほどの価格は安いと思います。

 
■上杉研究所 管球式プリアンプ「U・BROS2011P」

 
商品の詳細、お問合せは、こちら


続いて、パワーアンプのUBROS-120 希望小売価格1,058,400円(ペア・税込)。

こちらは出力管が75Wとハイパワー。

出力管でKT120をプッシュプルで用いたアンプとしては控えめな出力です。

最大の特徴は「サークロトロン」回路の採用です。

プッシュプルの波形合成をトランスで行わない回路です。

大きなメリットを持つ一方で、電源回路が原理上2つ必要になるなど、生産コストが上がってしまう特徴もあります。

こちらのモデルも内容に対して、価格が安いように感じました。

試聴機で使用したスピーカー、TANNOY Kensington/GRをらくらくとドライブしました。

音質について、担当/朝倉の感想を記載しましょう。

今までのウエスギトーンの延長線上にあるのは間違いがありませんが、若干変化もあります。

やや積極的に、明確に、瑞々しく、写実的になった気がします。

もちろん、うるさい、聴き疲れのする音質では全くありません。


■上杉研究所 管球式プリアンプ「U・BROS120」



商品の詳細、お問合せは、こちら

試聴会の進行は、上杉研究所 代表取締役の藤原伸夫さんにお願いいたしました。

藤原さんは蓄音機のそばにいる「犬のマークの会社」で頑張ってこられ、その後Phase Techを立ち上げから行い、同社を引退したと思ったら上杉研究所の後を継ぐことになりました。

大手のメーカー、小さなメーカー、今度はプライベートブランド。

何年もやっていますがまだわくわくしながら仕事をしている、そうです。

 

さっきの値段の事を藤原さんに聞いてみました。

「安いでしょ。他のメーカーに比べると明らかに割安なんですよ。ノウハウがあるからとか、長い歴史があるからとか、いろいろな理由はあるけれど、最大の特徴は膨大な真空管のストックを持っている事。悪い言い方をすれば、真空管はただみたいなもんだから、それだけでコスト競争上明らかに有利ですよね」

なるほど、そう考えて、やっと合点がいきました。

また、今でも40年前の製品が修理できる。

これだけ長くやってきて、製品の生存率の高さはすごいレベルです。

そう考えると更に割安なのかもしれませんね。

 

さて、肝心の音質レポート。

一言で言って、これは良いです。

いい意味で疲れにくく、落ち着いた音質でありながら、粒立ちが良く、駆動力も感じました。

伝統の音色を残しつつ、現代オーディオの要求レベルを満たしていると考えていただければ幸いです。

 

試聴会も後半になるにつれ、どんどん音質が良くなっていくのが手に取るようにわかりました。

これはたぶん、新品に近い状態だったスピーカーがどんどん馴染んできていたのではないでしょうか。

夕刻になると、もう、何を聞いてもオッケーで、余計な刺激がないのに、抜群の実体感が出ていました。

管球式ファンでない方も、一聴の価値ありです。

みなさんが気にするであろう真空管の寿命も、ウエスギ製は余裕をたっぷりとった設計で長寿命を誇り、補修が必要になったら古い製品も平気で直してくれる。

そんなブランドに大きな魅力を感じながら、今回のレポートを終了致します。

ご精読ありがとうございました。

 

この文章は朝倉が担当致しました。




今回試聴に使用したシステム













試聴会前の最終調整



とても楽しく、ためになるお話をいただきました



CDだけでなく、アナログレコードの試聴も堪能



試聴会後には、たくさんのご質問がよせられました



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